
Interview 先輩社員の声
Interview
数億円の物件売買のサポートから、
社内備品の補充まで。
KENのすべてを支えている。
田中 伶奈
2020年入社 アジア・ヨーロッパ言語科卒
営業事務 / 一般職

ラグジュアリーな世界は、もっと敷居が高いと思っていた
私は外国語専門学校の出身なんです。はじめてケン・コーポレーションを知ったのは学校に求人があったから。それまではホテルや空港など、接客の仕事を考えていました。
ところが、ある有名ホテルチェーンにインターンに行った際に違和感がありました。お客様と接する仕事は素晴らしいと思いますし、コミュニケーションをとることも好きだけれど、自分はもっと身近な人と関係を深めながら仕事するほうが向いているのではないかと思ったんです。そこで先生に相談し、志望を接客や営業から「事務職」に切り替えて新卒セミナーを受けはじめたころ、KENを紹介されました。
KENに入社したいと思った理由は、不動産業界だからではありません。セミナーの雰囲気が柔らかくて、どの会社よりも人事の人がニコニコ笑いながら話していたから。お金持ちに高級な物件を紹介する会社だから、きっと固くて厳しいだろうと思っていましたが、意外でしたね。最終面接に進んだときには、会場でカチコチになっている私たち就活生に人事の方が「がんばってね」って声をかけていました。そのとき「長く働くならここかも」って思ったんです。

幅広いKENのサポートを担当する仕事
私が所属する「ビジネスアドミニストレーション部」は全員で30名ほどで、「営業事務」全般を担当するセクション。といっても、業務の範囲は一言でいえないくらい広いです。
物件の契約のための社内処理。お客様からの入金の確認や売上処理。仲介手数料の計算。
会議資料の作成や、いろいろな伝票処理などの経理業務。それに加えて備品発注といった一般事務まで担当します。なかでも私が印象に残っている仕事は……オフィスをリニューアルする際のレイアウトを考えたことでしょうか。本当にKENの仕事全部を支えている部なんです。
メンバーは港区の本社で働いている部員と、各支店に配置されて仕事をする部員に分かれます。私も新卒時から2023年までは「自由が丘支店」に勤務し、事務の立場でいかに現場の営業メンバーがうまく動けるかを考えていました。新卒の頃はわからないことも多く、電話で他の支店の先輩に仕事の方法を教えていただいたりと忙しかったです。
特徴的だと思うのは、配属と評価の仕組みです。どの支店にどのメンバーを配置するかは、営業部ではなくビジネスアドミニストレーション部が判断して、仕事の評価も配属先の支店ではなく自分たちビジネスアドミニストレーション部主導で決めます。事務の仕事は営業部からは成果が見えにくいし、評価もなあなあになってしまいがちです。メンバーひとりひとりの頑張りをしっかり見るために、ビジネスアドミニストレーション部が評価基準を任されているんです。

数億円の物件売買にかかわる「事務」の役割とは
自由ケ丘支店の事務を経て、現在は本社で売買部署を担当しています。
本社に異動して、はじめて後輩ができました。新卒時の私と同じように、不動産のことは何もわからない後輩です。「この仕事を間違えると、こんな影響があるから注意しよう」と細かくレクチャーしている過程で、ビジネスアドミニストレーション部の大切さを改めて認識しているところです。
KENでは契約に関わった社員に売上を分配して成績をつけていくシステムで、その分配もルールが決まっています。物件の売主様側の営業員と、買主様側の営業員。その営業員をサポートした社員。もしお客様を紹介した別部署の営業員がいれば、その営業員にも。貢献した分だけ成績で返ってくるから、正しく処理しないと。
そう後輩に説明しているなかで、KENという会社の仕組みにも理解が深まりました。私たち事務は、みんなの頑張りが公正に評価されるためのポジションなんですよね。

やりがいは「この会社にいること」
正直に言って、事務の仕事は「やりがい」を感じにくいと思うんです。もちろん、契約が集中した時期の処理を乗り切ったときは達成感がありますし、部署の成長を数字で誰よりも間近に見れる興奮もある。でも営業のようにお客様と接して、大きな成果が出せるわけではありませんから。
それでも私がこれからもビジネスアドミニストレーション部にいたい理由は、結局はKENという場所が好きなんですよね。営業と対等にコミュニケーションして、仕事を任され、感謝されながら一緒に働く。経営的に安定した職場の中で、みんなが素の自分をさらけだして仕事をするカルチャーが好きです。
KENはジョブチェンジも活発ですが、私のように現場の営業事務が好きで、その場所でクオリティを上げたいという希望も聞いていただけます。そうしたワークスタイルに楽しみを感じられる人も向いているのではないでしょうか。
最近、ひとつチャレンジがありました。KENの会社説明会で登壇したんです。場所は自分の母校。かつて新卒だったころの自分と同じ年齢の学生さんにKENの事業やカルチャーを話したのですが、盛り上がっていましたよ。これからは事務のポジションにおけるKENの魅力を伝えていくのも、新しいやりがいになるかもしれません。
ぜひ気軽にセミナーを受けて、私たちのメンバーの生き生きとした表情を見てあげてほしいと思います。事務職を目指す人にとって大切なのは、安心して長く働ける居場所をみつけることだと思うから。
Schedule
1日のスケジュール


08:55
出社
09:00
始業
部内の朝礼に参加
09:15
依頼物チェック
前日の退社後に営業員がデスクに置いた依頼に目を通し優先順位をつける
09:30
リクエスト取得
HPやポータルサイトから入った物件のお問い合わせを社内データへ入力
10:30
朝にチェックした依頼を処理
領収書作成や伝票作成等
12:30
ランチ
13:30
郵便局へ
印紙購入し社内処理
14:00
会議資料の作成
16:00
入金チェック・売上入力
17:00
営業さんからの依頼対応の続き
18:00
退社
定時で帰れるため、退社後の予定も立てやすいです◎
最近はピラティスに通っています♪