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Interview

Interview

膳 斗覇

2025年入社 情報処理科卒
システム開発 / 専門職

開発から保守までカバーするKENのシステム環境

私はKENの社内システムの開発を担当しており、社員の方からの改修依頼を受け、使いやすいようにシステムを改修したり、新しい機能を追加したりする業務を行っています。KENでは1年間、派遣社員として働き、自分の能力を活かせる職場であることや業務にやりがいを感じたため、2025年2月から正社員として働き始めました。KENのことは駅前の看板などで見かけていたので以前から知っており、派遣会社から紹介されたときには、とても大きな会社というイメージを持っていました。
元々、ソフトウェアや機械などの構造に興味がありましたが、入社してからの数ヶ月間はシステムの概要や仕組みを知るところからが始まりだったため、ひたすら勉強を積み重ねていました。
社内システムと一口に言ってもさまざまな種類があり、物件情報やお客様の情報を閲覧するものから、新規のお申し込みを処理するシステムなどがあります。また、全社員のスケジュールが把握できるツールなどを情報システム推進室では取り扱っています。開発とは別に保守点検業務を担うサポートチームがあり、全体で12~13名程度で働いています。システム改修やバグ修正などを行った際に、社員の方からお礼を言われることにやりがいを強く感じています。

やりがいは社員の声がダイレクトに聞こえること

情報システム推進室においては、まずは開発などのチームで一定の経験を積んでから、その後のキャリアアップにつなげていくという流れを重視しています。特にエンジニアとしての仕事が未経験の方の場合、自分ではなかなか適性を判断するのは難しいものです。多くの先輩社員がいて、学べる環境が整っているチームからキャリアをスタートしていくことが、自分自身の適性を見極めていくうえで重要だと感じています。一緒に寄り添ってキャリアアップを支援してくれる体制が整っていることで、安心して業務に取り組んでいけます。
技術面での話をすれば、私がこの1年間で使用した言語は、社内システムにおいてはPHPやJavaScriptなどのウェブ系の言語です。基幹システムでは、RPGという言語を使っています。エンジニアとしては新しい言語やクラウド・AIといった新しい技術のほうに目が向きがちですが、あくまで社内で本当に必要とされる技術を身につけ、役立てていくことを大切にしています。
私が業務を通じて日々感じているのは、社員の方の声がダイレクトに開発チームに届いてくるので、常に顔の見えたやりとりが行えているところにやりがいがある点です。多くのコミュニケーションを重ねながら、社の一員として力を発揮できる環境をうれしく感じています。開発チームだけで方針を決めるのではなく、関係する部署と連携をしながらシステムを開発していくことがとても楽しく、仕事の大きな原動力になっています。

エンジニアとして課題をクリアしていく達成感

システム開発の仕事では、当初の予定から方針が変わり、途中で作業を変更しなければならない場面があります。既存のシステムの改修だけでなく、新規開発の場面においても、PCで閲覧しているものをモバイル版として新たに開発するといった作業を数ヶ月かけて取り組んだことがあります。
具体的には、お客様の情報とニーズを物件情報に紐付けするデータベースの開発であり、お客様と物件の情報をマッチングさせ、営業担当者の活動を支援するためのものでした。ほぼ手探りのなかでの開発は大変さを感じる場面もありましたが、チャットツールや社内掲示板などを活用しながら、細かな要望にも素早く対応していきました。上司や他の部署のメンバーと情報共有する体制が整っていたことで、「募集物件のセールスコメントのテンプレートがほしい」「売買価格の表示方法を変えてほしい」といったニーズにも柔軟に対応できたと思います。
さらに今後は、社内システムだけでなく、基幹システムについても取り組んでいきたいと考えています。お客様の個人情報を数多く取り扱うため、KENでは厳格なセキュリティ基準を設けています。セキュリティを担保しつつも、各部署の社員の方が見やすい・使いやすいシステムを組み立てていく。エンジニアとして、クラシックな言語・新しい言語を含めて多くのテクノロジーにふれる機会をつくり、1つひとつの課題をクリアしていくことにこれからも達成感を見出していきたいです。

ワクワクする物件と向き合えるシステム開発の面白さ

KENでは「高級不動産の仲介」をメインビジネスとしています。システム開発の立場の人間も、改修作業の流れの中で多くの物件情報にふれる機会があり、個人的に興味・関心が湧いています。間取りや構造は物件ごとに違っているため、「家って、こんなに面白くなるんだ」という実感が新鮮な驚きでした。

土地の形状に合わせた建物の設計や構造にふれることで、システム開発の仕事に携わりながらも、不動産の役割やそこからイメージされる暮らしのあり方など、多くの知識や刺激をもらえることに、仕事の面白さを感じています。

几帳面なコミュニケーションで希望に寄り添う

KENに入社してシステム開発の業務に携わるなかで一番感じたことは、コミュニケーションには「几帳面さ」が重要であるという点でした。エンジニアの仕事といえば、ひとりで黙々と作業を進めるというイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、みんなにとって使いやすい社内システムを構築するには、多くのやりとりを積み重ねていくことが大切です。業務においてわからない部分を先輩社員や上司に相談するだけでなく、日頃から円滑なコミュニケーションを図ることで、細かな要望を丁寧に拾い上げられます。
見やすい・使いやすいシステム開発は、ひとりひとりの社員の話に耳を傾け、どうすれば実現できるだろうかと試行錯誤していく中から生まれます。KENで一緒に働くことを考えられている方には、日々の仕事に対する心がけとして、几帳面な姿勢で取り組んでいくことを大切にしてもらいたいですね。

KENの強みは「孤立しないチーム環境」

仕事を進めていくうえで、KENならではの強みは「孤立しないチーム環境」だと思います。チームの方々と気軽に何でも話し合える気風があり、さまざまなフィードバックの中からお互いの日常業務に対する理解が深まり、結果としてより良いシステム開発につながる雰囲気が生み出されています。
プログラミングを専門的に学んだことがない方でも、社内研修や外部での研修を通じて、技術面でのスキルアップを図っていける環境がKENにはあります。「チームで一丸となって自分自身を成長させていきたい」、そうした前向きな思いをKENでは歓迎しています。

Schedule

09:00

出勤、本日のタスク確認

上司と一対一で素早く今日のやることを報告し整理します。

09:05

コーディング開始

社内システムのコーディング(改修)。今日は金額の単位表示の変更を行います。

12:00

ランチ

会社近くのお店で、他の社員と。

13:00

別件のコーディング

社内システムコーディング(開発)。顧客情報の検索項目の追加と整理、並び変え機能の実装。仕様については部署の先輩に都度質問していきます。

15:30

社内ミーティング

依頼をいただいたビジネスアドミニストレーション部(営業事務)のメンバーと仕様の詰め。

17:45

リリース

今日取り掛かっていた金額の単位表示の変更が完了。社内のチャットでリリースを報告します。

18:00

退勤