
Interview 先輩社員の声
Interview
売買営業5年目。
お客様と先輩から学んだ、
自分なりの営業スタイル。
中村 雪乃
2020年入社 経済学部卒
住宅売買営業 / 総合職

特別な方々と視点を合わせ、笑顔でお取引を
本社の住宅営業部で、高級不動産物件の売買仲介営業を担当しています。住宅を購入したい方と売却したい方をつなぐエージェントとして、それぞれのニーズに沿ったご提案を行うのが主な仕事です。
KENのお客様は一般の方々より不動産取引の経験も豊富で、普段から人の上に立っている人格者ばかりです。私たちよりお客様の方が知識の深さも視野の広さも優れていることが当たり前。レベルの高い方と同じ目線に立つことは非常に難しいですが、日々物件や不動産関連情報の収集を意識し、ご要望にお応えできればと思っています。
やりがいを感じる瞬間は「笑顔で取引を終えられた」ときですね。知識を覚えれば全員が正解を言えますが、それはAIでもできること。「ひと」が営業しているからこその満足を提供することを目指しています。

KENの営業員が持つ「自分のスタイル」
KENを知ったのは、子供のとき。実は私の父がKENの営業員に担当してもらっていたんです。その営業員のスマートな振舞いに憧れて、就活でKENの面接を受けました。すると偶然その方の上司が面接に同席していて……。部下の活躍を自分のことのように嬉しそうに話してくれました。「高級不動産」「富裕層」「都心」という武器を持つだけでなく、とても温かい会社なんだと思い、入社を決めました。
新卒時の配属は、渋谷代官山支店でした。KENでは、新卒の営業員の多くは本社営業部に配属になります。6対4くらいの割合で本社に行くなか、私は支店配属だったんです。
渋谷代官山支店は40〜50代のベテラン営業員が多く、担当エリアに精通し、賃貸と売買のどちらもできる先輩方がいらっしゃいました。入社初年は基本的な手順を教えていただきながら「そこに注目するんだ」「この気遣いは素敵だな」と思うやりかたを自分で取り入れる日々。失敗しても絶対に助けてくださるという安心感の中で、トライ&エラーを繰り返しながらゆっくりと自分のスタイルを育てていける環境でした。
自分なりの営業スタイルに手ごたえが持てたのは、3年目くらいでしょうか。お客様が、経験豊富な先輩ではなく私に向かって話しかけてくれるようになってきたんです。とても嬉しかったですね。

新卒時代は「誠実さ」が道を拓きます
KENのメインビジネスのひとつでもある「高級不動産の売買仲介」は、ベテランの男性営業員が多い業界です。時々女性の後輩から「私で大丈夫でしょうか」と相談を受けることがあります。
そんなとき、私は「まずは誠実に、素直に向き合うことだよ」とアドバイスしています。知識や経験で足りないところは先輩にサポートしていただきながら、女性目線だからこそ持てる視点や心配り、トークなどでお役に立てることもあるはずです。
私自身も新卒時代には、売買営業として最初の契約で忘れられない失敗をしています。何もかもが初めての経験で知識も自信もなく、お客様の質問に対してついお茶を濁すような回答をしてしまい、お客様からお叱りを受けました。「まだ経験の浅いあなたに、すべての質問に即答することは求めていない。ただ、ごまかさないでほしい」と。新卒の営業員に足りない部分があるのは当然なのに、自分自身に向き合えていなかったことが原因です。目が覚めた思いでした。
そこからお客様を観察し、自分がやれることを探すようになりました。靴ベラをお渡ししたり、暑い日に冷たい飲み物をお出ししたり、ちょっとした心配りをすること。お客様の利益になると思えば、多少言いにくくてもはっきり伝える勇気を持つこと。KENのひとりの社員というだけでなく「中村雪乃」自身を好きになっていただけるように。
今でもこのとき、お客様からものすごく大事なことを教えていただいたと思っています。お褒めの言葉もお叱りも含めて、KENのメンバーはお客様に育てていただいているんです。

はじめての後輩とともに自分も成長していく
入社から4年間、渋谷代官山支店に所属していましたが、2024年から本社に異動になりました。仕事の内容はほぼ変わりませんが、エリアが変更になったことで扱う物件の規模がより大きくなりましたね。渋谷代官山エリアは戸建ても多かったのですが、港区、千代田区はタワーマンションがメイン。土地価格も上がり、お客様も経営者や著名人といったVIP層が増えました。
ポジションでも大きな変化がありました。後輩に仕事を教える「チューター」になったことです。チューター制度は、新卒に1年間、同グループの年次の近い先輩が1名専属でつくというもの。フォローアップや毎月面談などを行い、新人の成長を助けます。営業というとひとりで契約を取るイメージがあるかもしれませんが、KENではグループで達成する意識が強いんです。
自分がチューターになって感じることは、教育者ではなく「一緒に成長する」ための制度だなということです。同じミスでも私と後輩では感じ方が違います。私の感覚が必ずしも正しいとは限りませんし、私の正解が後輩の正解ではないかもしれない。質問されて初めて自身の知識のあやふやさに気付いたり、お客様への接し方などもより考えたりするようになりました。自分も含め、先輩の良いところは真似してほしいし、自分の悪い所は年次関係なく指摘してほしいと後輩には伝えています。

あなたのキャラクターがKENの「+α」になる
就活は、自分の社会人生活の最初の一歩を決めるための大事なイベントです。自分が会社を選ぶのでも、会社に選んでもらうでもなく、自分がやりたいことと企業がやっていきたいこと、出来ることがマッチするかを互いに見極める場だと思います。だから、自分の考えをまっすぐ発信してほしいですね。
KENは高級不動産の業界ではとても強いブランドを持っている企業です。そこにあなただけの「+α」を加えて、自分ならではの「営業」をしてほしい。ひとりひとりのキャラクターを表現し、社歴とは関係なく活躍できる会社だと思います。
KENという会社とあなた自身の思い描く未来に重なるところがあったらいいなと思います。一緒に仕事ができることをとても楽しみにしています。
Schedule
1日のスケジュール


08:30
出社
08:40
レインズ(不動産流通システム)で新規物件のチェック
09:00
全体朝礼/グループミーティング
09:30
お客様へのメール返信・物件紹介・電話対応など
11:00
購入を検討されているお客様を社用車にて港区・渋谷区の物件にご案内
14:00
ランチ
ご案内物件の近くにて近隣の情報収集も兼ねて
15:00
賃貸営業担当者と同行し、お客様が保有する物件現地にて物件売却に関する打ち合わせ
17:00
社内紹介委員会(他部門から売買ニーズのお客様紹介を引き出す為の施策を検討する委員会)
有効な施策の検討、現状の確認、今後の方針決定
18:00
社内業務
(契約書類作成/契約決済やご案内のリマインドメール/業務の進捗確認等)
19:00
退社
同期・先輩と食事に