
Interview 先輩社員の声
Interview
東京に集まる世界のエグゼクティブ層を
鍛え上げた英語力でお迎えする「外国人向け営業」
天白 竜治
2023年入社 文学部卒
外国人向け賃貸営業 / 総合職

物件の魅力を伝え、東京の魅力を伝える
本社の「外国部」で、外国人のお客様を中心とした賃貸営業をしています。物件案内、契約、お引越しのサポートといった業務は国内の賃貸営業と変わりありませんが、外国部には担当エリアという意味での制約が無いため、会社が扱っている都内の物件すべての情報を把握しておく必要があります。
また、外国人のお客様は日本人のお客様と違い、この日までに入居しなければならないというリミットが決まっており、来日して内見できる日数も限られている場合がほとんどです。そういった外国人のお客様特有の事情があるので、時にはお客様に丸1日かけて物件案内をすることもあります。
特にお客様が新規で来日される方の場合は、東京についてまったくご存じないことも。そのため、物件だけでなく東京の魅力や特性を伝えたり、スーパーなど周辺の施設を含めたサポートをしていくことも外国部ならではの仕事と言えます。物件だけでなく、周辺環境や東京の魅力までを伝えていくことは、知識の幅も広く必要で大変です。しかしその分だけお客様とのコミュニケーションも密になりますし、自分自身の知見を多角的に深めることができるので、非常に大きなやりがいを感じられる仕事です。

英語を使って活躍するのが小さい頃からの夢
私は小学生の頃から英会話スクールに通うなど、英語に馴染みのある環境で育ったこともあり、将来は英語を使って仕事をしたいと思っていました。
英語を使って活躍ができるステージが色々ある中で、不動産業界のKENを選んだのは、大学生時代のボランティアの経験が大きなきっかけです。私が通っていた大学にはデンマークやスウェーデンからの留学生が多くいましたが、彼らの多くは日本で生活していく上で必要な手続きなどについてよく分からないままやってきます。私は彼らがスムーズに日本での生活や勉強に馴染めるよう、公共料金や役所でしなければならない手続きなどのサポートをする活動をしていました。
「役に立ちたい」というと大それて聞こえるかもしれませんが、自分が好きな英語を使って誰かをサポートをしたいという思いを軸に就職活動を進めていた当時、外国部に伝統的な強みを持つKENを知りました。半世紀以上の歴史があるKENの外国人向け賃貸住宅の仲介は、私が学生時代にやってきたボランティアとの親和性も高く、小さい頃からやりたかったことができると思ったことが入社の決め手です。

ニーズを捉え、KENだからできることを全力で
入社後、最初は支店配属となり、渋谷代官山支店や自由が丘支店で国内向けの賃貸営業をしていました。もちろん日本語を使うのか、英語を使うのかという大きな違いはありますが、やるべきことや目指すべきことは国内も海外も変わりません。お客様それぞれのニーズをきちんと汲んでいくこと。自分にできることを最大限行っていくこと。この2つに尽きると思っています。
たとえば、入居後も暮らしやすいよう、物件の周辺環境やそのエリアの特性をお伝えすることもそうです。また、部屋の詳細の採寸を私たちで行い、お客様が家具の配置などを含めた生活風景をより具体的にイメージしやすいようにサポートしたり、お引越しの際にはお手土産をお持ちすることも、些細なことではありますが、お客様との関係を構築する上で重要です。
ただし、すでに述べているように、外国のお客様は入居までのリミットが決まっていたり、内見のための日数が限られていたりと、様々な制限の中でKENに問い合わせをしてきています。「また今度見に来るよ」というのが難しいため、事前の電話やメール、アプリでコミュニケーションを密に取ることや、案内当日に無駄なくアテンドできるような事前準備・ルーティングについては、外国部に異動してきてから特に意識的に取り組むようになりました。
近年のインバウンド需要の増加も影響し、外国のお客様に対応する競合他社は増えていますが、そうは言ってもエージェントの選択肢は多くありません。KENにやってくる外国のお客様は、リロケーション会社や社宅代行会社など法人からの紹介、当社運営サイト「TOKYO
RENT」などのWebを通じて問い合わせをしていただけることが多いのですが、以前にKENでご契約した方やご友人の紹介という形でやってくることもあります。
いずれにしても、東京での生活に不安や期待を抱えながらKENを頼ってくれるお客様に信頼していただけるよう、今の自分にできることを全力で行っていくことでしか、道は拓けないのだと思います。

自分を磨き、高め続けられる場所で働く
KENでの仕事はハイエンドなお客様を相手にするため、洗練されたコミュニケーションが要求されます。私自身、お客様の幅広い話題や深い知見についていくことができなかった入社当初の経験から、時事問題や為替など不動産以外の情報や勉強をするようになりました。自分を常に磨いていかなければいけない環境で、日々挑戦できることはKENの大きな魅力であると同時に、KENで働く醍醐味だと思います。
もちろん最初は経験が浅い分、ミスをしたり、至らない部分があり、悔しい思いをするようなこともあると思います。しかし、KENの営業は個人プレーというよりもチームで協力しながら動いていくので、分からないことは訊きやすい雰囲気もありますし、相談すれば先輩も上司も丁寧に教えて応えてくれます。
私自身もまだ外国部に異動してきて日が浅いので、外国人向け賃貸営業としてまだまだ成長できる余地ばかりだと思っています。今後は入居者様だけでなくオーナー様のサポートにも挑戦しながら、より物件の知識を深め、入社当初から抱いている「語学力を生かして人の役に立つ」という目標を叶えられるように日々、自分自身を磨いていきたいです。
きっと、私と同じように語学を活かした就職をしたいと考えている就活生の方は多いはずです。私もあなたと同じような思いを抱いて、KENに入社する決断をし、今こうして充実した日々を送ることができています。
同じ思いを抱くあなたと共に切磋琢磨し、働けることを楽しみにしています。
Schedule
1日のスケジュール


08:30
出社→メールチェック
08:45
現在のTodoの確認
本日は2件の外国人のお客様をご案内予定です。
09:00
朝礼
全体朝礼、グループ朝礼の順に行います。
10:30
お客様のご案内(代々木上原)
国内で住み替えのお客様をご案内するため、代々木上原の物件へ。
12:00
ご案内した物件近くでランチ
昼食後に、次のお客様のご案内のため移動します。
13:00
お客様のご案内(千代田区番町エリア)
午後からは、新規でご来日のお客様に番町エリアの物件を複数ご案内。
17:00
帰社→外国部全体会議
18:00
社内業務
19:00
退社