オフィス・事務所関連の用語集

新耐震基準

「新耐震基準」とは、1981年に改正された耐震基準を意味しています。震度6～7程度であれば崩壊の恐れはないとされており、地震の多い日本においては物件を探す際の重要なポイントです。
1981年6月1日以前に建築確認を受けている物件については旧耐震基準です。

エレベーター

「エレベーター」とは、人を乗せて移動する昇降機のことです。ビルやマンション、商業施設など、さまざまな場所で使用されています。
大きく分けてロープ式、油圧式の2種類があり、その中でもトラクション式や巻銅式、直接式など、いくつかのタイプに分かれています。

OAフロア

「OAフロア」とは、電源やケーブルなど、OA機器の配線類を床下に納めることができるフロアのことです。
見た目がスッキリするだけでなく、足をケーブルに引っかけてしまい社員が怪我をした、もしくはデータを破損してしまった、といった事故も防げます。

駐車場

車やバイクなどの車両を駐車しておくスペースのことを「駐車場」と言います。
駐車場自体が立体化された「立体駐車場」は、建物の中に駐車できるため、雨の日でも濡れることなく車から乗り降りできるのがポイントです。

機械警備

「機械警備」とは、警備員をおかず、センサーなどの機械を設置する警備体制のことを言います。侵入者が感知されたら管制センターに通知が届き、警備員が現場に駆けつけてくれます。
有人での警備とは異なり、人件費を抑えられるほか、人の目では見逃してしまいそうな異常でも検知できるというメリットがあります。

個別空調

賃貸オフィスの「個別空調」とは、各部屋に空調がついていることを意味しています。
使用者それぞれの希望温度に調整できるというメリットがある一方で、使った分だけコストが発生します。使用していない部屋の空調はオフにするなど、節電を心がける必要があります。

セントラル空調

「セントラル空調」とは、中央管理室などで空調が一元管理されていることを意味しています。建物内で温度差がないメリットがある一方、部屋ごとの個別設定ができないデメリットもあります。
商業施設などの大型ビルなどではセントラル空調が採用されていることが多いです。

セキュリティ

「security（セキュリティ）」とは日本語で安全、安全保障といった意味があります。物件のセキュリティ対策というと防犯カメラや非接触型のICカードリーダーを設置するなど、さまざまな方法が考えられます。

タイルカーペット

「タイルカーペット」とは、パネル状になったカーペットを意味しています。滑りにくく、下のフロアへの防音効果もあるので、商業施設やホテル、オフィスでも多く使用されています。
一般家庭で使用できるものからOAフロア用に開発されたものまで、さまざまなタイプがあります。

オートロック

「オートロック」とは、建物の共有玄関などに設置されており、暗証番号やカードキーなどがなければ開錠できないシステムのことを意味しています。オフィスビルやマンションなどに設置されていることが多く、100％ではないものの防犯効果があります。

デザイナーズオフィス

「デザイナーズオフィス」とは、著名なデザイナーが内装や外装をデザインしたオフィスのことを意味しています。
毎日通う場所であるため、オフィスがオシャレだというだけでも社員のモチベーションを高められると言えるでしょう。また、企業イメージにも繋がるため、オフィス選びは重要です。

新築

「新築」とは築年数が1年未満であり、誰も入居したことのない物件のことです。
どちらの条件も満たしているものだけが新築と呼ばれます。そのため、築年数が1年未満で短期間でも入居があった場合は中古という取扱いになり、「築浅」という表記になります。

セコム

「セコム」とは警備サービス会社です。日本で初めての警備保証会社として創業した会社で、オフィスだけでなく、一般家庭でも広く利用されています。
いわゆる“機械警備”で、契約している建物の敷地内にセンサーを設置し、異常を検知したらスタッフが駆けつけてくれます。

防犯カメラ

「防犯カメラ」とは、防犯のために設置するカメラのことを意味しています。家電量販店などでも手に入るので、防犯対策として気軽に取り入れられるという点もポイント。
玄関ドアの上部に挟むだけでいいものなど、工事不要で簡単に設置できるものも販売されています。

フローリング

「フローリング」とは床材の一つです。天然木を使った無垢材や木材を加工した合板製など、さまざまなものがあります。
無垢材を使用する場合、木のグレードや規格などによって異なるものの、ローズウッドやウォールナットは高額です。

大型ビル

「大型ビル」とは、大型のビルを意味しています。駅直結もしくは駅近であることが多く、設備も整っているため、利便性という意味でもメリットがあると言えます。
基本的に上の階になるほど家賃も比例して上がっていきます。

有人

センサーが設置されている機械警備と異なり、警備員が常駐しているスタイルを「有人警備」と言います。
ショッピングセンターやオフイスといった建物だけでなく、イベント会場や駐車場など、さまざまな場所で採用されている警備体制です。

セントラル・個別空調併用

セントラル空調、個別空調が併用されているケースも少なくありません。建物全体で空調を管理しつつ部屋単位でも温度を調整できるので、一番メリットが大きい空調設備だと言えるでしょう。
身近な例を挙げると、ホテルや旅館ではセントラル空調と個別空調が併用されていることが多いです。

有人・機械警備

有人警備、機械警備を併用している建物も少なくありません。
人の目が行き届かない場所がある一方で、センサーでは全ての侵入者を把握できない可能性もあるため、どちらも使用している建物はセキュリティ面で安心できると言えます。

機械・EV不停止

機械警備とエレベーターが連動している場合、どちらかが稼働していると一方が動かなくなるといったケースもあります。
「残業をしていて帰ろうと思ったらエレベーターが止まっていた」なんて事態を防ぐためには「EV不停止」と書かれた物件を選ぶのがおすすめです。