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JR6路線と私鉄・市営地下鉄5路線(連結を含む)と数多くのバス路線が集まり、JR東日本エリア内で4番目に多い乗降者数、1日40万人超を誇る日本有数のターミナル「横浜駅」。首都高速への入口も多数、横浜シティ・エア・ターミナル(YCAT)や成田エクスプレスにより成田空港へのアクセスもあることから交通の利便性では国内有数の都市機能を誇ります。
その東口エリア「ポートサイド地区」が近年、「暮らしのある街」として注目を集めています。
その昔、横浜市民も「そごう以外は目立つものがない」と思っていたほど印象の薄いエリアだった横浜駅東口エリア。2006年、そごうの有料駐車場跡地に誕生した商業棟・住居棟・業務棟の総合再開発プロジェクト「横浜ベイクォーター」の誕生で景色は一変し、駅からのつながりが完成したことでエリアの魅力が大きく惹きだされることになりました。
運河に面した客船をイメージさせる7階建ての横浜ベイクォーターには、お洒落なアパレルストアやインテリアショップなど100店舗近くが入居。施設一階には中華街、元町やみなとみらいまでらくらく移動できる観光用のシーバスの乗り場もあり、横浜駅東口からも「ウォーターフロントの街、横浜」の旅を始められるようになっています。
敷地内にはタワーマンション「ナビューレ横浜タワーレジデンス」、オフィス棟「横浜ダイヤビルディング」があり、職住商が近接化した区画としての魅力も充分。2009年にはJR北東口改札から直結したベイクォーターウォークが完成し、ポートサイド地区の玄関として大きな役割を果たしています。
また、横浜そごうの東南側のみなとみらい地区に移転してきた日産グローバル本社と富士ゼロックスR&Dスクエアを通じて、みなとみらい中心部に移動できる歩行者デッキも2010年に完成。
「港町 横浜」の玄関口としてのイメージとともに、「住む・働く・愉しむ」を最短距離で実現する魅力を備え、暮らしのある街として本格稼働しています。
横浜駅東口エリアの住宅はさまざまなマンションが立ち並ぶ駅北東の湾岸エリア「ポートサイド地区」がその中心です。この地区の開発の歴史は古く、整備計画は昭和61年3月に当時の建設大臣の整備計画の承認を受けて進められてきたそうです。開発初期に設立された「ヨコハマポートサイド街づくり協議会」が打ち出したコンセプトは「アート&デザインの街」。立ち並ぶ建物の共用部やエントランスにはさまざまなパブリックアートが展示されていたり、400m続くプロムナードと緩やかな芝生の傾斜を配したポートサイド公園など、芸術を感じながら生活する環境を作り上げてきました。
「住む街」の基盤となる住宅の建設は少々駅から離れた栄町・大野町でUR住宅(アルテ横浜・ヨコハマポートサイドロア)から始まり、21世紀にはザ・ヨコハマタワーズが完成。
00年代後半から民間分譲マンションが次々と建設されたことと、前述のベイクォーター・駅北口完成によりアクセスがよりスムーズになったことで急速に人気が高まってきています。特に人気が高い住まいは下記の2棟。
駅直結ともいえるナビューレの名前の由来はフランス語で「船」を意味する”NAVIRE”、「眺望」を意味する”VUE”、「美」を意味する”BEAUTY”を合わせた造語とパンフレットで解説されており、その名のごとくそびえたつ姿はベイクォーターを船として大きくそびえる白いマストのような外観。ジムにスパ、音楽スタジオ、パーティルームなどを備えた施設と管理体制は非常にタイトで、その撮影は厳しく制限されています。
室内の高さは2.5mを基準とし、折り上げで2.75mとしっかりとした高さを確保。ハイサッシの窓がリビングに配置されており、東南側の住戸は優雅に横浜の風景を愉しめます。元来アクセスが良い横浜駅、その北口から徒歩5分というロケーションとハイグレードな施設で近隣の多施設を圧倒する人気を誇り、東京・横浜の各エリアを移動して生活することがスタンダードな富裕層のかたに人気です。
ポートサイド地区のなかでは古参ですが、その魅力はしっかりと計画された生活のしやすさにあり、コミュニティの完成とともにますます輝きをはなっています。
中央に大きな庭、南側にウッドデッキを配したツインタワーには2003年の竣工時では時代を先取りしたともいえる豊かな共用施設(スカイラウンジ・AVルーム・キッチンスタジオ・クラフトルーム)が備えられています。北側には緑あふれ子供の遊具施設も備えた神奈川公園、南側にはアートと潮騒を感じるポートサイド公園があるうえ、スーパーマーケットまで隣接。長く住むための生活環境が構成されています。
意外と知られていない魅力のポイントが南側上層階からの眺望。みなとみらい・ベイブリッジ・山下町方向を望む空は圧巻です。また、近隣で水産物を取り扱う横浜市中央卸売市場(600m)では、毎月第1・第3土曜日にマグロの解体ショーや魚のさばき方を学べるイベントも開催されており、さまざまな側面から最短距離で「横浜の家族生活」を楽しめることが大きなポイントです。
ポートサイド地区が徒歩圏の住宅エリアとして完成したことで、浜っ子の「職・遊」の中心であった横浜駅の環境に「住」が加わりました。横浜市はこれにとどまらず、もともと高い都市機能をさらに整備・向上させていく予定です。市整備計画「エキサイトよこはま22」ではセンターゾーンと呼称される横浜駅周辺を筆頭に、多様な方針とテーマで街づくりをすすめています。
2016年現在、工事が行われている横浜駅西口の駅ビル施設「(仮称)横浜駅西口駅ビル計画」は地上26階、地下3階建、高さは約135mにもなるとのことです。「終わらない駅開発」などと揶揄されることもありますが、開発・整備が続いていることは街が生きている明かしともいえます。
横浜といえば「みなとみらい」のイメージがあるなか、横浜で未来を踏まえて「長く住む」ことを考える方には、横浜駅周辺の今後の開発は見逃せないポイントになりそうです。