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海を望む美しい広場に堂々と建つ、2棟の赤レンガ倉庫。今や横浜を代表する観光名所のひとつだが、その歴史は明治期に遡る。
赤レンガ倉庫が誕生したのは、横浜の新港埠頭が生糸貿易の中心地として栄えた頃である。長さ150メートル、3階建ての立派な税関施設として、1911年(明治44年)に2号倉庫が、1913年(大正2年)に1号倉庫が建設された。設計にあたったのは、大蔵省の臨時建築部部長を務めた妻木頼黄(よりなか)という人物である。当時最新鋭とされた碇聯鉄構法という構法が採用されており、レンガ組積造としては我が国有数の建築物であると言われる。
しかし、関東大震災の際に1号倉庫は半壊(1号倉庫が2号倉庫より小さいのはこのためである)。さらに戦後の港湾の変革に乗り遅れた新港埠頭は縮小を余儀なくされ、1970年以降は取引量が激減。港は往時の賑わいを次第に失っていった。そして1989年(平成元年)、赤レンガ倉庫は、ついに倉庫としての役割を終えることになる。
現在、1号館は文化施設として、2号館は商業施設として多くの来訪者で賑わっているが、赤レンガ倉庫が今のような姿で公開されたのは、2002年(平成14年)のことだ。老朽化した埠頭を甦生させようとウォーターフロントを活かした大規模開発を進めていた横浜市は、国から赤レンガ倉庫を取得し、貴重な歴史的資産として改修・保存する方針を固めていた。
地図をひらいて赤レンガ倉庫を探すと、赤レンガ倉庫のある新港地区が、近代的な建物が立ち並ぶみなとみらい中央地区と、開港以来の歴史がある関内地区とのちょうど中間にあることがわかる。ぽっかりと海に浮かぶ新港地区は、新旧の街を緩やかに結ぶ結節点であり、赤レンガ倉庫は言わば街づくりのシンボルとして捉えられているのだ。
「みなとみらい21街づくり基本協定」を基に取り決められた「新港地区街並みガイドライン」には、赤レンガ倉庫の景観に配慮した赤レンガ色やブラウン系を基調とする色彩計画が盛り込まれている。また、海から見える建物のスカイラインを計画する上では、赤レンガ倉庫が地区全体の基本的な高さを決める基準となった。
近代的な街並みのなかにも、歴史的建造物・赤レンガ倉庫の影響がある。そう思うと、みなとみらいの街の見え方が少し変わってくるような気がする。
赤レンガ倉庫とともに印象深いのは、周辺5.5ヘクタールにわたって広がる赤レンガパークである。市民が港や海に親しく触れ合うことのできるウォーターフロントの公園は、みなとみらいの都市デザイン計画に組み込まれた基本ラインであった。赤レンガパークもそのひとつとして、一部は新港地区の街開きが行われた1999年(平成11年)に、残りは2002年(平成14年)の横浜赤レンガ倉庫のオープンに合わせて一般公開された。水際線に沿って広がる広大な敷地からは横浜ベイブリッジや大桟橋など美しい景観を見渡せ、横浜の歴史と海を感じながら寛ぐことができる。
2棟の赤レンガ倉庫にはさまれた広場は、石畳のオープンスペースである。憩いの空間であると同時に、イベントなどが行われる華やいだ舞台でもある。春になれば、花も咲き乱れる。2号館の西側には花壇があるが、実はその基礎は旧税関事務所の遺構だという。関東大震災の際に焼失したが、これもまた赤レンガ倉庫と同じ頃、1914年(大正3年)に建設された由緒あるレンガ建造物ということだ。
横浜赤レンガ倉庫を深く味わいたいなら、文化的な薫りのする1号館に足を運ぼう。重厚な扉を開けると、そこは柔らかなライトに満たされた洗練された空間。保存階段が透けるガラス階段を上がって、2階のギャラリーに足を踏み入れれば、写真・絵画・オブジェなどの展示品が、訪れた人を気軽に迎え入れてくれる。また、3階のコンサートホールも一見の価値あり。舞台・音響・照明などすべてオーダーメイドで、上階の映写室がノスタルジックな雰囲気を醸し出している。
時を経て温かみを増した赤レンガの壁に見守られながら、アートに浸る至福の時間。ぜひ特別な人と一緒に訪れてほしい。
横浜赤レンガ倉庫1号館、2号館の情報を詳しく知りたい方はこちら(外部サイトにリンクします)